「4つの物語」 コレクションと日本近代美術
「4つの物語」 コレクションと日本近代美術
6.27 sat - 9.23 wed 川村記念美術館
われわれは何を見て、何を作ってきたのか。
欧米の作品とともに日本近代の芸術家たちの表現を追う4つの物語。
川村記念美術館のコレクションから選んだ欧米絵画を起点とする4つの柱をもとに、それらとの間に影響関係や類同性が見られる明治以降の絵画を並置することで、日本近代絵画の多角的な理解をめざすものです。同時に、当館のコレクションを日本近代の名品との比較によってあらためて見つめなおすことも企図しています。どこが同じでどこが違うのか、日本の画家たちが独自の表現に至るにはどんな背景があったのか―
1:レンブラントと絵画技法の摂取/展開ー肖像とリアリズム
2:ルノワールと日本の油絵ー裸婦と家族の肖像
3:マレーヴィッチ、ヴァントンゲルローと同時代の抽象絵画ー近代と精神
4:ヴォルス、ポロックと戦後美術ー運動と物質
4つの物語を軸に現代日本に生きる私たちの眼で再検証してみましょう。