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 エルンスト・バルラハ展

エルンスト・バルラハ展 - ドイツ・表現主義の彫刻家


 2006年4月12日(水)- 5月28日(日) 東京藝術大学大学美術館 3F

20世紀に大きな足跡を残した芸術家の一人、エルンスト・バルラハ(1870〜1938)の日本で初めての回顧展です。
 彫刻、版画、劇作の分野で活躍したバルラハは、生涯「人間」をテーマとし、貧困や飢餓、戦争に直面する人たちの喜びや悲しみを重厚かつ素朴な芸術作品に表しました。最も注目を集めるのが宗教性をもたたえる彫刻で、生と死の感情が簡素な輪郭線で重厚に表現され、見る人を深い観照へと誘います。
 本展では生涯に約100点制作された木彫の中から12点を出品するほか、ブロンズ24点、素描75点、版画36点、関係資料など合わせて約180点の作品を通して、バルラハ芸術の全容を紹介します。「日本におけるドイツ年2005/2006」の記念事業の一つでもあります。

 #カンディンスキーやクレーと並ぶドイツ表現主義の巨匠、日本初の回顧展