Salon de J

not_for_sale ?

 ファクトリー・レコードとマンチェスターのポスト・パンク 1978~81

シャドウプレイヤーズ - ファクトリー・レコードとマンチェスターのポスト・パンク 1978~81 [DVD]

シャドウプレイヤーズ - ファクトリー・レコードとマンチェスターのポスト・パンク 1978~81 [DVD]


内容紹介
= マンチェスターで生まれ世界に衝撃を与えたインディペンデント・レーベル、ファクトリー・レコード。
  スタッフとミュージシャンたちが語り尽くすレーベルとポスト・パンクの歴史。 =


パンク・ムーヴメントが失速した後のイギリス。混沌とした音楽シーンの中でマンチェスターから生まれたインディペンデント・レーベル、ファクトリー・レコード。不況に苦しむ工業都市マンチェスターの風景からその名を取ったレーベルは1978年、地元のグラナダTVで働いていたトニー・ウィルソンによって設立された。
最初に発売したジョイ・ディヴィジョンドゥルッティ・コラムキャバレー・ヴォルテールらを迎えたわずか5,000枚のEP「A Factory Sample」はまたたく間に完売。音楽がメジャーとインディペンデントの間で揺れていた時代に、大きな衝撃を与えた。


鬼才マーティン・ハネットによるプロデュースと、ピーター・サヴィルによるアーティスティックなデザインによって保たれたレーベルの一貫性。レコードだけでなくすべてのアートワーク、1982年にオープンするクラブ「ハシエンダ」にまで通し番号が付けられるなどといったイメージ作りによってレーベルの個性は際立ち、その名は全英に広まった。
1980年にはベルギーのレーベルと共同で「ファクトリー・ベネルクス」が立ち上がり、アメリカへの配給のためファクトリーUSも設立。徹底した独立性、地元マンチェスターのライブハウスやクラブの隆盛、当時拡大しつつあったクラブカルチャーとの融合などによって、ファクトリー・レコードとマンチェスターの音楽シーンは1980年代後半には"マッドチェスター"としてメディアに取り上げられることとなる。


1992年に破産しレーベルは終焉を迎えたが、近年になってトニー・ウィルソンを主人公とする映画『24アワー・パーティ・ピープル』が製作され再評価が高まり、コンピレーション・アルバムも多数リリースされるなど、今もなお多大な影響力を持つレーベルである。


トニー・ウィルソンが語るレーベル創設の裏話、ピーター・サヴィルの解説によるデザインのコンセプト、所属ミュージシャンたちから見たマーティン・ハネットとピーター・サヴィルの姿、イアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)の衝撃の自殺、ニュー・オーダーの結成、ファクトリー・ベネルクスの創立、ファクトリーUSの創立・・・。
今まで明らかにされることのなかったレーベルとマンチェスターの奥深い歴史を、ファクトリー・レコードに携わってきた関係者やミュージシャンたちが自らの言葉で語り尽くす。


■出演:
トニー・ウィルソン(ファクトリー・レコード創設者)、ピーター・サヴィル(デザイナー)、マーティン・ハネット(エンジニア)、ピーター・フック(ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー)、ヴィニ・ライリー(ドゥルッティ・コラム)、クリス・ワトソン(キャバレー・ヴォルテール)、ジャズ・コールマン(キリング・ジョーク)、ジョーディー・ウォーカー(キリング・ジョーク)、サイモン・トッピング(ア・サーティン・レイシオ)、マーティン・モスクロップ(ア・サーティン・レイシオ)、ハワード・デヴォート(バズコックス/マガジン)、リチャード・ジョブソン(スキッズ)、リチャード・ブーン(バズコックスのマネージャー)、スタントン・ミランダ(シック・ピジョン)、グラハム・マッシー(バイティング・タンズ)、アラン・ヘンプサール(クリスピー・アンビュランス)、ラリー・キャシディ(セクション25)、ヴィンセント・キャシディ(セクション25)ほか