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 ロンドンの美術館事情

「入場料を支払わなければならないことで、美術館を訪れる人々の気持ちが損なわれないといいですね」


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ロンドン市長は、美術業界の不況について言及、美術館やギャラリーのあるべき姿として、ニューヨークをモデルとした案を採用することを発表した。
ジョンソン市長は、メトロポリタン美術館などが採用している料金システムを支持する意向。
「人々が自分たちの訪問に値をつけるというのは名案かもしれません。このシステム自体はうまくいっているようですし、私たちもこのシステムを採用すべきだと思います」とジョンソン市長は述べた。
ロンドンでは大英博物館など入場料は無料で、寄付金を受け付けているスタイルの美術博物館が多い。
ジョンソン市長は、美術館を訪れる人々に支払いを強要する気はないことを強調した。しかし、より多くの人々に入場料を支払うよう奨める彼の考えには、ロンドン中の美術館とギャラリーが抵抗をすると考えられる。
なぜなら2001年12月1日、入場料を廃止するという政府の決定を受けて訪問者数がトータルで70パーセント上昇したという事実があるためである。
ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館のディレクター、マーク・ジョーンズ氏はこう語る。
「入場料を支払わなければならないことで、美術館を訪れる人々の気持ちが損なわれないといいですね」


独立行政法人だとぉーーー  テートでさえ無料、次元というか基本的な思想が違います